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京の初冬の風物詩・お火焚祭(ひたきまつり) 〜2011年11月〜

貴船神社
京都の11月は「火のお祭り月」とも呼ばれています。
これは、多くの神社やお寺で「お火焚(ひたき)」の神事が行われているからです。
ところで、お火焚をご存じですか?
聞きなれない方が多いかもしれません。お火焚とは、江戸時代から京都を中心に行われてきた神事で、 その由来には諸説ありますが、もともとは宮中の重要行事である新嘗祭(収穫祭)が民間に広まったものであるといわれています。 参拝者は「お火焚串(護摩木)」に願い事を書いて奉納します。その数多くのお火焚串を境内に集めて組み上げ、ご神火でお焚き上げすると、 火の霊力により汚れや罪が祓われ、願い事がかなうと言われています。古くから京都の人は、「おひたきさん」「おしたきさん」と呼んで、 この神事を大切にしてきました。
11月になると毎日のように、あちらこちらの神社やお寺で行われているお火焚祭。
その一部をご紹介します。(以下にご紹介したお火焚祭りは、毎年、同じ日に行われます。)
水の供給を司る神様である貴船大神が、火の神様から生まれたという神話を今に伝える、意義深い重要な神事です。別名「貴船もみじ祭」とも呼ばれています
  • 時間:11時〜12時頃
  • 拝観料:無料 どなたでも拝観・参加できます。

貴船神社公式サイト


全国一のスケールを誇る、伏見稲荷大社のお火焚祭。 全国から寄せられた約10万本の火焚き串が、3基の火床で焚かれます。立ち上る壮大な炎に圧倒されることでしょう。
  • 時間:
    13時〜 本殿の儀
    14時〜 火焚神事
    18時〜 御神楽(人長舞)
  • 拝観料:無料 どなたでも拝観・参加できます。

伏見稲荷大社公式サイト


火焚き串と共に焚かれたミカンは、中風封じや風邪薬の効能があるとか。 火焚串奉納者には、このミカンと、お火焚きまんじゅう、おこしがお下がりとしていただけます。
  • 時間:15時頃
  • 拝観料:無料 どなたでも拝観・参加できます。

新日吉神宮 お問い合わせ
  • 電話:075-561-3769
    (新日吉神宮の公式サイトは、見つかりませんでした。)


お火焚祭は、聖徳太子を祖神と仰ぐ建築・建具・機織職などの信者によるもので、 「聖徳太子御火焚祭」と呼ばれています。境内に斎竹(いみだけ)が立てられ、 参拝者による数万の護摩木が焚かれます。
  • 時間:9時〜16時
  • 拝観料:700円(霊宝堂含む)

広隆寺 お問い合わせ
  • 電話: 075-861-1461
    (広隆寺の公式サイトは、見つかりませんでした。)


最初に、かまどの守護神である奥津彦・奥津姫を迎え、かまどに火を入れて「かまど祓い」を行います。 本殿斎場では、高さ4メートルのかまど型に数千本の火焚串を組み、祝詞奏上のあと、炊きあげます。 かまどの守護神にふさわしい、迫力ある祭典です。祭典終了後は、参拝者に新米のお粥が無料で振る舞われます(数量限定)。
  • 時間:13時頃
  • 拝観料:無料 どなたでも拝観・参加できます。

車折神社の公式サイト


以上の他にも、
11月15日は御香宮神社(京都市伏見区御香宮門前町)
11月16日は、京都ゑびす神社(京都市東山区大和大路四条南)
11月20日は、城南宮(京都市伏見区中島)
11月23日は、平岡八幡宮(京都市右京区梅ヶ畑)と建勲神社(京都市北区紫野)
などなど、毎日のようにどこかの神社やお寺でお火焚祭は行われています。

御火焚や霜うつくしき京の町  蕪村

初冬の鈍い空に舞い上がる炎を見ていると、日頃の雑事から離れて、厳かな雰囲気に包まれるようです。 11月の京都と言えば紅葉の美しい季節。
紅葉狩りで京都へ来られましたら、お火焚祭にも足をのばしてみてはいかがでしょう。
更けゆく秋、そして冬の訪れを迎える京都を、満喫できることと思います。
※本文中、敬称は略させていただきました。
※掲載内容は、2011年11月時点、弊社で調べた情報によるものです。
最新の正確な情報につきましては、各企業・各店舗・その他各団体へご確認ください。
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特記事項
  • 2011年11月1日更新