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京都 梅の名所案内(前編:北野天満宮、勧修寺) 〜2011年2月〜
まだまだ寒風の吹く日もありますが、立春を迎え暦の上では、もう春。
晴れた日には、陽射しが少しずつ暖かく感じられるようになってきました。

冬の京都で真っ先に春の訪れを知らせる、梅の花。
別名、春告草(はるつげぐさ)、初名草(はつなぐさ)、
匂草(においぐさ)とも呼ばれるそうです。(Wikipediaより引用)

京都で梅と言えば、北野天満宮が有名ですが、
私たちノウションの近くにも、勧修寺(かじゅうじ)と
随心院(ずいしんいん)という美しい梅の咲くお寺があります。

京の彩りでは、2011年2月・3月の2回にわたって、
京都の梅の名所と、梅にまつわる行事をお届けします。

今月は北野天満宮と勧修寺、来月は随心院について、それぞれご紹介します。
北野天満宮(京都市上京区)〜菅原道真が愛した梅の花

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

自邸を「紅梅殿」と名付けたほど、梅の花を愛した菅原道真。
道真が大宰府に左遷されるとき、愛した庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌です。

後に、庭の梅木が道真を追って大宰府に飛んできた、という「飛梅伝説」も有名ですね。

菅原道真をお祀りした北野天満宮には、50種約2,000本の梅が植えられています。

梅苑について
梅苑は、例年2月初旬から3月下旬まで公開。 2月下旬から3月中旬までが最も花の美しい時期となります。 和魂梅(わこんばい)・黒梅(こくばい)・座論梅(ざろんばい)・緋の司(ひのつかさ)などの珍種もあります。

梅花祭(ばいかさい)
菅原道真の命日にあたる2月25日には、梅花祭が行われます。 天正15年(1587年)、豊臣秀吉が催した北野大茶湯に因んで梅花祭が始まり、 昭和27年からは上七軒の芸舞妓による野点(のだて)が行われるようになりました。 境内の梅はちょうど見頃となり、馥郁(ふくいく)たる雰囲気の中、多くの参拝観梅者で賑わいます。

【梅花祭神事】午前10時から 約50分間    【野点】午前10時より午後3時まで

北野天満宮公式サイト

勧修寺(かじゅうじ)(京都市山科区)
       〜親子三代が支え合う「臥竜(がりゅう)の老梅」
勧修寺は、格式の高い門跡寺院のため、庭の木々にまで様々な由緒があります。

中でも有名なのは、書院前庭にある「臥竜(がりゅう)の老梅」。
江戸時代に京都御所から贈られた白梅で、樹齢300年とされる親木は、すでに
樹勢は衰えてしまっていますが、 そこから子と孫が生長して、幹を絡めながら支え
あっています。 親と子は老いて花をつけることはありませんが、孫の木が芳香を
放ちながら見事な花を咲かせています。 枝を横へ横へと伸ばしながら、支え合って
生きる老梅。2月中旬から下旬にかけてが見頃です。

他にも、この書院前庭には、見どころがたくさんあります。

水戸光圀(みと みつくに)寄進と伝えられる石灯籠は勧修寺型灯籠として知られていますし、 地を這うように広がる庭木(樹齢750年のハイビャクシン:京都市の巨樹名木の一つ)もあります。

また、ここ勧修寺の氷池園(ひょうちえん)という庭園には、氷室(ひむろ)ノ池があります。
京都でも指折りの古池で、平安時代、この池に張る氷を宮中に献上し、氷の厚さによってその年の五穀豊凶を占ったと言われています。
かつて、この池は広さ2万平方メートルもありましたが、豊臣秀吉の伏見城築城の際、新道建設のために南部分が埋められ、約6600平方メートルになったとのこと。 とは言え、市街地の中にあって広大な池であることに変わりはなく、数多くの野鳥が訪れるほどです。

5月上旬〜中旬にかけては、睡蓮(すいれん)や杜若(かきつばた)、花菖蒲(はなしょうぶ)が咲き競う名所として知られています。
京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」
北野天満宮と勧修寺についてご紹介しました。
いかがでしたか?

古典の世界で「花」というと、平安時代中期以降は「桜」を意味するようになりますが、
それ以前、特に奈良時代は「花」と言えば、むしろ「梅」を指すことの方が多かったそうです。
梅の魅力は、紅・薄紅・濃紅・白など、色が豊富なこと。
一重・八重・小輪・大輪と、花びらのつき方や花の大きさが様々なこと。
早咲き・中咲き・遅咲きと、2月初めから3月末まで、花の時期が長いこと。
そして、なんと言っても梅ならではの魅力は、その芳しい香り。
梅林の中、辺り一面にただよう梅の香りに酔いしれるのも、素敵です。
古(いにしえ)の日本人が愛してやまなかった、梅。様々な梅の魅力を探しに、京都へぜひお越しくださいませ。

来月(2011年3月)の京の彩りでは、私たちノウションの近くにある、随心院(ずいしんいん)をご紹介します。
随心院の梅は、八重の遅咲き。3月中旬から下旬にかけて、満開となります。
満開に合わせて、「はねず踊り」という少女たちの愛らしい踊りが行われます。
小野小町(おののこまち)ゆかりのお寺、随心院。どうぞお楽しみに。

京都 梅に関する情報
※本文中、敬称は略させていただきました。
※掲載内容は、2011年1月時点、弊社で調べた情報によるものです。
最新の正確な情報につきましては、各企業・各店舗・その他各団体へご確認ください。
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特記事項
  • 2011年2月4日更新